この企画書は、西崎義展氏から預かったものです。
今のようにワープロがなかった時代に、「漢字タイプ」で一文字ずつ打ち込み、
カラー印刷できなかったので(当時は高価だった)、1冊ずつ手作りで、合計10冊を
作るのが精一杯だったそうです。
この企画書を持ってテレビ局に行き、ゴーサインが出た後に、監督や、デザインなどの
スタッフを決めたそうです(後述)。

何度か雑誌で公開されたのでご存じの方も多いでしょう。
ここで注目していただきたいのは、タイトルの字体が現在も
(映画やテレビで放映されたものと)変わらないことです。


写真の下に 企画 西崎義展 山本映一 と書かれています。
以下、西崎氏の文章を引用します。
『まづ、最初に知って欲しいことは、この企画書は、十冊しか造られなかった。
(手に出来る者は)TV局は無論だが、初期に参加、又は、営業制作のメインスタッフに限られている。
理由は金がなかったから。一冊々々が手造りで、写真、合成写真等も、焼き増しは沢山造れなかった。
題字も手書き、筆で書き、セルに白ペイントを塗り、企画書の上に、セルカバーで
宇宙戦艦ヤマト
と書かれたセルを乗せた。
そのセルの下に、戦艦がアステロイドベルト<岩石>を船体に巻き宇宙を航海している写真が<白黒>貼ってある。
グレイの下地の表紙カヴァーである。
もうこれで判られる様に戦艦が空を飛び、下に宇宙戦艦ヤマトと書かれている題字、ロゴ、これは、現在も使用されている、ロゴであり、(書いたのも我々である)商標登録されている、又は、一旦はされたものであり、第三者が、正当な理由なくして登録できない。
ともあれ、この原案、原図があって、戦艦大和のシルエットを崩さずに、という条件でプロデューサーより発注されたのは、受注した作者が、このTV作品に参加を表明した後のことである!』
企画書をごらん下さい(全ページ閲覧可能です) ->




